自動起動の記事一覧

vsftpdのインストール

vsftpdのインストール方法について見ていきます。

今回はyumを使用して、vsftpdをインストールします。

# yum install vsftpd
Loaded plugins: fastestmirror, refresh-packagekit, security
Loading mirror speeds from cached hostfile
 * base: ftp.riken.jp
 * extras: ftp.riken.jp
 * updates: ftp.riken.jp
base                                                     | 3.7 kB     00:00
extras                                                   | 3.4 kB     00:00
updates                                                  | 3.4 kB     00:00
Setting up Install Process
Resolving Dependencies
--> Running transaction check
---> Package vsftpd.i686 0:2.2.2-14.el6 will be installed
--> Finished Dependency Resolution

Dependencies Resolved

================================================================================
 Package          Arch           Version                   Repository      Size
================================================================================
Installing:
 vsftpd           i686           2.2.2-14.el6              base           157 k

Transaction Summary
================================================================================
Install       1 Package(s)

Total download size: 157 k
Installed size: 344 k
Is this ok [y/N]: y
Downloading Packages:
vsftpd-2.2.2-14.el6.i686.rpm                             | 157 kB     00:00
Running rpm_check_debug
Running Transaction Test
Transaction Test Succeeded

 ~ 省略 ~

Installed:
  vsftpd.i686 0:2.2.2-14.el6

Complete!

「Is this ok [y/N]:」というプロンプトが出力されたら「y」を入力してEnterキーを押下すればインストールが始まります。(なお、yumコマンドに-yオプションをつけると、y/Nを入力しなくても済みます。)

「Complete!」が出力されれば、無事インストール完了です。

自動起動の設定

vsftpd(FTPサーバー)を常時稼動させておく場合は、自動起動の設定を行います。以下コマンドを実行することで、OS起動と同時にvsftpdも起動するようになります。

# chkconfig vsftpd on

以上で自動起動するように設定されたため、CentOSを再起動しても、OS起動とともにvsftpdが起動されるようになります。

2016年01月16日(土)|vsftpd FTPサーバー構築

自動起動の設定

Webサーバーは、常時稼動させておくのが一般的です。そのため、OS起動と同時にApacheも起動するように設定します。

Linuxでは、システムが必要とするプロセスやサーバープロセスなどを、バックグラウンドで常駐さておきます。このような常駐プロセスを「デーモン(daemon)」と呼びます。

ランレベル

ランレベル(runlevel)とは、Linuxの動作モードのことをいいます。いくつかの種類があり、ランレベル毎に起動させるサービスを設定できます。

ランレベル 動作モード
0 システム停止
1 シングルユーザーモード
2 マルチユーザーモード(CUI,ネットワークなし)
3 マルチユーザーモード(CUI)
4 未使用
5 マルチユーザーモード
6 再起動
S(or s) シングルユーザーモード

ランレベルに応じて、デーモン(サービス)の自動的に起動・停止を操作します。

オプションなしでchkconfigコマンドを実行すると、全てのサービス自動起動の設定「on/off」が確認できます。Apacheのみを確認したい場合は、「–list」オプションを指定します。

# chkconfig --list httpd
httpd           0:off   1:off   2:off   3:off   4:off   5:off   6:off

全てのランレベルでoffになっていることを確認できます。また、現在CentOSがどのランレベルで動作しているかは、runlevelコマンドで確認できます。

# runlevel
N 5

自動起動の設定

ApacheをOS起動に合わせて起動されるように設定します。

# chkconfig --level 35 httpd on

ランレベル3と5で起動した場合にApacheも自動起動されるよう設定しました。以下コマンドで、登録状況を確認します。

# chkconfig --list httpd
httpd           0:off   1:off   2:off   3:on    4:off   5:on    6:off

以上で自動起動するように設定されました。これでCentOSを再起動しても、OS起動とともにApache(HTTPデーモン)が起動されるようになります。

2015年11月14日(土)|Apache2.2構築

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